「美容師アシスタントって、お店を変えるタイミングはいつがベストなの?」
「1ヶ月で辞めるって、周りからどう思われるかな…」
そんな風に悩んでいるあなたへ。
この記事では、
・美容師アシスタントがお店を変えるタイミングはいつがいいのか
・美容師アシスタントを1ヶ月で辞める注意点
・美容師アシスタントを辞める時の伝え方
について解説していきます。
辞めたいとなかなか言えない方への具体的なアドバイスも紹介しているので、悩んでいる方はぜひ最後まで読んでくださいね。
美容師アシスタントが店を変えるならいつ?
美容師、辞めたいなぁ‥
— a (@helloaiinabroad) November 6, 2024
美容師アシスタントさんがお店を変えるタイミングはいつがいいのか?
私が考える悩んでいる方へのアドバイスや、一般的に考えられるタイミングをご紹介します。
あなたが店を変えたいと思った時
美容師アシスタントがお店を変えるタイミングは、「変えたいと思ったとき」です。
「働いてから1ヶ月で辞めるのは早すぎるのかな?」
「アシスタントとして経験の浅いタイミングでサロンを変えてもいいのかな?」
「同期よりもスタイリストデビューが遅れてしまう?」
など、たくさんの不安から「辞める」という決断に移せていない方も少なくありません。
私も以前勤めていた美容室を辞めると伝えた時はかなり勇気がいりました。
しかし、「美容師になりたい」という真の目的や軸が明確なら、
アシスタント時代に他のサロンに変えることは前向きでとても意味のある行動となります。
他のサロンに変えたら新しい技術や知識を吸収できるチャンスなので、
そのチャンスを逃さないようしっかり掴みましょう!
転職に有利なのは3年
入社して間もない時期の転職は、企業によっては、
- 「もう少し経験を積んでから」
- 「長続きしなさそう」
- 「責任感がなさそう」
と捉えられる可能性があります。
一般的には、一つの職場で3年程度働くことが、その仕事の基本を習得し、責任感や安定性を示す一つの目安とされています。
しかし、個人の成長やキャリアプランによっては、より早いタイミングでの転職が最適な場合もあります。
長く一つのサロンで働き続けると、そのサロン独自の技術やスタイルに慣れてしまい、新しいものを学ぶことに抵抗を感じてしまうことがあるためです。
新しい環境へ身を置くことで、固定観念にとらわれず、新鮮な気持ちで技術を吸収することができるため、タイミング的に1ヶ月で辞めることは考え方によってはとても有利になることもあります。
仮に
「前の美容院ではこういうやり方でした。」など、
伝えることは大切ですが、転職先での技術スタイルを受け入れないようなやり方をしてしまっては採用した美容院側はすごく困ります。
実際に私も「前の美容室では〜」と言ってしまったことがあるんですよね。
ですが新しい技術ややり方を覚えていくうちにだんだん楽しくなり、
前の美容室での経験と知識を現在の美容室で活かせることができています。
転職に有利な年数ははっきりとは言えませんが、何ヶ月、何年目でも、
「新しいサロンでは、より良い方法があるかもしれない」
「新しい技術や考え方についても教えていただきたいです」と、
積極的に学ぶ姿勢を示すことがとても重要です。
辞めることは何カ月前に言うべき?
美容室を辞める時は、2週間~1ヶ月前に伝えるのが一般的ですが、
お店にとっては突然の退職は大きな負担になります。
円満に退職するためには、半年~1年前から相談をするのがおすすめです。
なぜそんな早めに伝えるのが良いかと言うと、
- お店が慌てずに済む
- 求人を出して面接、採用するまでの期間の確保
- 新しいスタッフの教育期間の確保
- 安心して新しい仕事の準備ができる
など、お互いにとってメリットがあるからです。
1ヶ月以上前から伝えて、職場の雰囲気が悪くなってしまうのではないかと考える方もいると思います。
ですが、急に退職される方が人手不足になってしまうのでお店側はとても困ってしまいピリピリしてしまいます。
ゆとりを持って伝えてくれた方がしっかり準備期間が取れるので、職場の雰囲気が悪くなってしまうことはありませんので安心してください。
私も退職する半年前に伝えましたが最後まで仲良く過ごせましたし、退職後も元同僚や元店長と連絡を取り合ったりしています。
むしろバックレてしまったり突然辞めてしまったスタッフは今では連絡先すら知りません。
美容師アシスタントを1カ月で辞める時の注意点
1ヶ月という短い期間で美容室を辞めると、次の転職活動で不利になる可能性がいくつか考えられます。
- 転職活動のハードルが上がる
- 休職する場合は失業保険がもらえない
詳しく説明していきます。
転職活動のハードルが上がる
「なぜ1ヶ月で辞めたのか」という理由を面接で聞かれることが考えられます。
正当な理由があれば問題ありませんが、単に「職場に合わなかった」といった漠然とした理由だと、
次の職場でも短期間で辞めてしまうのではないかと心配されてしまう可能性があります。
さらに、短い期間で職場を変えることは、責任感や勤勉性に欠けるという印象を与えてしまうかもしれません。
1ヶ月ではまだ基礎的な業務も習得しきれていない可能性があり、
次の職場でもすぐに戦力にならないと判断されるかもしれません。
転職活動で有利に進めるためには
転職活動で有利に進めるためには1ヶ月で辞めた理由を具体的に説明できるようあらかじめ準備しておきましょう。
例えば、「もっと早く練習を進めたいのに内容が自分の成長スピードと合わなかった」
「将来のキャリアプランと合わなかった」など、
前向きな理由を伝えることが大切です。
そして1ヶ月という短い期間でも、その間に学んだことや得た経験を具体的にアピールしましょう。
例えば、
「接客や技術の基礎を学ぶことができた」
「先輩から多くのことを教わった」など、
ポジティブな経験を強調して、あなたの成長意欲をアピールしていきましょう。
短期間で辞めたことをマイナスに捉えるのではなく、前向きな姿勢で転職活動に挑むことが何よりも大切です!
休職する場合は失業保険がもらえない
注意したいのは、入社して1ヶ月で自己都合による退職をすると、失業手当や傷病手当金がもらえません。
体や心の不調で美容師を辞めた後に休職を考えている場合は、1年以上働いていないと収入がゼロになるので注意が必要です。
逆に、1年以上働いていて社会保険に加入している方は、
条件によって失業手当や傷病手当金がもらえる可能性があります。
これらの給付金を受け取るには条件があり、
・通院先の病院で伝えてはいけないこと
・会社に伝えてはいけないこと
など事前に把握しておくべきことがあるので、勢いで辞めるのはおすすめできません。
もし、辞めた後に給付金を受け取りたいと思っているなら、社会保険給付金アシストで給付金を受け取るためのサポートをしてもらえます。
あなたの状況に合わせてサポートしてもらえるので、本来受け取れるはずのお金がないか相談してみるといいですよ。
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美容師アシスタントを辞めたいと言えない方へおすすめの対処法
美容師アシスタントを辞めたいという気持ちを抱えていると、
店を変えることを視野に入れたり、辞めた後に何をするか考え始めたり、
どんどん前に進みたいという気持ちが膨らんできますよね。
ですが、なかなかそれを言葉にできない。
その気持ち、とてもよく分かります。
私もオーナーに伝える際はかなり勇気がいりましたし、伝え方一つで、今後の関係性も変わってきてしまうので、かなり緊張しました。
ご自身の気持ちを円滑に伝え、良好な関係を保ちながら退職できるように、いくつかのポイントと例文をいくつかご紹介します。
美容師アシスタントを辞める時の伝え方
美容師アシスタントを辞める時の、
職場の上司や同僚への伝え方は以下を参考にしてください。
- 誠意を持って話す→ これまで指導してくださった方々への感謝の気持ちをしっかり言葉にして伝えましょう。
- 具体的な言葉で伝える→ できる範囲で、辞める理由を具体的に説明することで、相手の理解を得やすくなります。抽象的な言葉ではなく、具体的な言葉で伝えるようにしましょう。
- 前向きな言葉→ 退職の理由が職場への不満であったとしても、悪口は絶対に言わないようにしましょう。ネガティブな言葉ではなく、前向きな言葉を選んで伝えた方が相手もあなたの今後のサポートに協力してくれるかもしれません。
- 理由を簡潔にまとめる→長々と話さず、伝えたいポイントを押さえ、辞めたい理由を簡潔にまとめましょう。長々と話されると、相手は飽きてしまったり、重要な部分を聞き逃してしまう可能性があります。
話を簡潔にまとめることで、
- 相手の時間を尊重し、効率的に情報を伝えることができる
- 要点が伝わりやすくなる
- 最も伝えたいことを明確にし、相手に理解してもらいやすくなる
ので、よりスムーズに、気持ちよく辞めることができるでしょう。
伝えるタイミングには気をつける
先程もお伝えしたように、円満に退職するためには、半年~1年前など早めのタイミングで相談をするのがおすすめです。
突然の退職は職場に大きな負担となりますので、少なくとも1ヶ月前には、退職の意向を伝えましょう。
上司や店長と直接会って話をしたいと伝え、お互いのスケジュールを調整し、ゆっくりと話す時間を取ることも大事です。
辞める理由や感謝の気持ちはしっかり伝える
仕事を辞めると伝えるのが大前提ですが、内容にもいくつかポイントがあります。
- 感謝の気持ちを伝える→これまでの指導やサポートに感謝の気持ちを伝えます。
- 具体的な理由を伝える→ただ辞めたいと言う理由だけでなく、具体的な理由を伝えることで、相手も理解しやすくなります。「今後のキャリアについて深く考えた結果」など、前向きな言葉を選びましょう。
- 今後のことを伝える→今後のキャリアプランについて少し触れることで、相手に安心感を与えることができます。
「感謝の気持ち」「具体的な理由」「今後のこと」をしっかり伝えることが大事です。
ここからは、上記のことを踏まえて伝え方の例文を紹介していきます。
美容師アシスタントを辞める時の伝え方の例文3選
ここからは、美容師アシスタントを辞めることをうまく言えないという方におすすめな
美容師アシスタントを辞める時の伝え方例文をお教えします。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
感謝の言葉を伝える
「〇〇さん、今までたくさんのことを教えていただき、本当にありがとうございました。〇〇さんのおかげで、美容師の仕事の基本について多くのことを学ぶことができました。心から感謝しています。」
具体的な理由を伝える
「この○年間、美容師の仕事を通して、お客様の笑顔を見ることができ、とてもやりがいを感じていました。しかし、自分自身のスキルをもっと伸ばしていきたいと思い、別の道に挑戦することに決めました。」
今後のことを伝える
「今後は、〇〇の分野をもっと勉強し、将来は〇〇の仕事をしたいと考えています。」
「◯年後には自分のサロンを立ち上げたいと考えておりますので、たくさんのサロンを経験して実績を積んでいきたいです。」
どうしても精神的に苦しい時は退職代行という手も
・上司と顔を合わせるのがつらい
・体調を壊して美容室に行くこともできない
・退職希望を伝えても聞いてもらえない
など、コミュニケーションが難しい場合は、退職代行サービスを活用するという手もあります。
会社への連絡や仕事道具の受け渡しなども代行してもらえて、職場に行かずに退職することができます。
無料相談で話を聞いてもらうだけでも気持ちが和らぎますよ。
↓緊急の場合は無理せず代行↓
まとめ
美容師アシスタントが店を変えるならいつ?1ヶ月で辞めるのはアリ?について解説しました。
美容師アシスタントがお店を変えるタイミングは、「変えたいと思ったとき」で大丈夫です。
1ヶ月で辞めることになっても、メリットとデメリットをしっかりと理解していれば、その後もスムーズに転職活動ができるでしょう。
もし、あなたが今、新しい一歩を踏み出すことを迷っているのであれば、この記事が少しでもあなたの背中を押すことができたら幸いです。
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