ドライシャンプーは汗をかいたときやお風呂に入れない時に頭皮がさっぱりするので便利です。
ただ、ドライシャンプーははげるという噂も。
本記事では、ドライシャンプーがはげると噂される真意を元ヘアケア開発者である筆者が解説します。
「お風呂に入るのがめんどくさくてドライシャンプーで済ませてる」って人はちょっと危険なのでぜひチェックしてください。
ドライシャンプーではげることってある?
ドライシャンプーの成分そのものがはげる・薄毛の原因になることはありません。
ただ、使い方を間違えると頭皮環境を悪化させ、2次的に抜け毛につながったりフケやかゆみの原因になる可能性があります。
ドライシャンプーが頭皮環境を悪化させる原因は以下の3つです。
何日もドライシャンプーは頭皮によくない
ドライシャンプーの汚れはどこへいくの?で詳しく解説したように、
ドライシャンプーは頭皮や髪の汚れを根本的に落とせるものではありません。
何日もお風呂に入らずドライシャンプーで頭を洗っていると、
ドライシャンプーのパウダーが蓄積したり、
拭き残した界面活性剤が頭皮に残ったりして頭皮のかゆみや炎症の原因になります。
頭皮が炎症を起こすと抜け毛・はげる原因になるため、正しい使い方をすることが大切。
お風呂の代わりにドライシャンプーで済ませず、あくまで臨時用に活用しましょう。
何日もお風呂でシャンプーをできない場合は、
頭皮に残りやすいパウダー系(スプレー・シート含む)よりも、
界面活性剤が配合された水系のドライシャンプーがおすすめ。
コモライフの泡状ドライシャンプーは普通のシャンプーに近い処方で、拭き取るタイプなので何日もお風呂に入れない方におすすめです。
入院時や非常用にストックしておくと便利ですよ。
頭皮の血行が悪化する生活ははげの原因になりうる
ドライシャンプーがはげるという噂が出る要因の一つとして、
ドライシャンプーを使わざるを得ない生活環境が抜け毛を促進している可能性はあると思います。
遺伝や男性ホルモンなど、コントロールの難しい要因以外で、薄毛の原因として大きいのが血流の悪化。
頭皮の血行が悪いと、栄養が行き渡らず、毛根が弱って髪が細くなったり抜け毛が増えたりします。
ドライシャンプーを使わざるを得ない状況の方は、
災害などの非常時でお風呂に入れていなかったり、
鬱でストレスを抱えていたりして
体や頭皮の血行が悪くなっている可能性が高いです。
この生活環境が、抜け毛・はげる原因になってしまう可能性があります。
アルコールで頭皮が乾燥する
ドライシャンプーの中には、アルコールが配合されているものもあります。
揮発するときにスッとするので爽快感が得られるのと、
除菌効果があるのでたまに使う分には効果的ですが、
頭皮や肌が弱い方には推奨しません。
アルコールに弱い方が使用すると、
頭皮が乾燥してフケの原因になったり、炎症を起こしてはげる原因になる可能性があります。
先ほどご紹介した泡シャンプーはアルコールフリーで、
保湿成分も含まれているので頭皮にやさしいドライシャンプーです。
ドライシャンプーを使うときの注意点
ここまでご説明したように、
ドライシャンプーの使い方を間違えると頭皮環境を悪化させ、はげるのを促進してしまうことも否定できません。
そこで、ドライシャンプーのタイプ別に使うときの注意点をご紹介します。
特に連日ドライシャンプーを使う方は実践してみてくださいね。
パウダー系ドライシャンプーはブラッシング
パウダー系ドライシャンプーとは、パウダー成分が皮脂汚れを吸着してべたつきを抑えるタイプのドライシャンプー。
次のような剤型のものが多いです。
・スプレータイプ
・シートタイプ
・パウダータイプ
このタイプはパウダーの質感でサラッとするので
汚れがなくなったように感じますが、
パウダーに吸着されているだけで頭皮に残留しています。
使用後はブラッシングしてなるべくパウダーを払い落とすようにすると、蓄積を減らすことができます。
白い粉が見えていると相当残っているので、手櫛でもいいので払い落としましょう。
水系ドライシャンプーはしっかり拭き取る
水系ドライシャンプーとは、界面活性剤で汚れを除去し、タオルなどで拭き取るタイプのドライシャンプー。
以下のような剤型が多いです。
・液状(ウォーター)タイプ
・泡状(フォーム)タイプ
・ミストタイプ
・ジェルタイプ
このタイプは、拭き取ることを前提にしているものが多いので、ある程度髪や頭皮から汚れを除去できます。
ただし、拭き取りが不十分な場合、界面活性剤が頭皮が残ることになるので注意が必要。
頭にタオルを乗せて拭くと頭皮に届かないので、
このように髪をスライスして、細く持ったタオルで「頭皮を拭く」ようにすると、ドライシャンプーの頭皮残りを軽減できます。
抜け毛が気になる人におすすめのシャンプー
ドライシャンプーは根本的に汚れを落とせるものではないため、なるべくお風呂でシャンプーすることをおすすめします。
ここでは、
・”はげる”に敏感な抜け毛・薄毛が気になる方
・お風呂にはいるのがめんどくさくてドライシャンプーに頼りがちな人
にヘアケア開発者からおすすめのシャンプーをご紹介します。
”ドライシャンプーははげる”が気になる人は
”はげる”ワードに敏感な抜け毛・薄毛が気になるあなたに
おすすめしたいのは『 ケフトルアミノシャンプー 』。
抜け毛が気になる人に使ってほしいシャンプーのポイントは次の3点です。
・強すぎず弱すぎない洗浄成分
・頭皮の血行を促進する成分配合
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私事ですが、いつまでも若々しくいて欲しい60歳を過ぎた父親には、私がヘアケアを選んでいます。
上記を満たすサロン専売品の医薬部外品スカルプシャンプーと、
チャップアップの育毛剤を使ってもらってますが、値段はそこそこします。
いいモノは値段が高いので手が出しにくいという方も多いですよね。
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シャンプーとトリートメントセットで1000円以下ってめっちゃ安くないですか?
手が出しやすいので、薄毛が気になり始めた方のお試しにおすすめです。
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お風呂がめんどくさいドライシャンプー派に
ドライシャンプーを使う方の中には、
「シャンプーがめんどくさい」
「お風呂に入りたくない」
という理由でドライシャンプーで済ませている方もいるのではないでしょうか。
私もそういう時期があったので気持ちは分かります。
そんな方は、トリートメント効果の高いシャンプー1本でなるべくシャンプー時間を短くしてみるのは一つの対策です。
結局お風呂には入れなかったけど洗面台で頭だけシャンプーする時にも、工数が減るのでハードルが下がります。
トリートメントなしで仕上げられるオールインワンシャンプーでおすすめなのは『 haru kurokamiスカルプシャンプー 』。
オールインシャンプーは、正直どう頑張ってもトリートメントには負けます。
(「トリートメントレベルのオールインワンシャンプー」とかの開発依頼にはいつも心が折れてました。。)
が、オールインワンシャンプーの中ではハルは一番良いと思います。
マイルドな洗浄成分なので、ドライシャンプーで頭皮が疲れて敏感になっている方にもハルシャンプーはおすすめできます。
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まとめ
ドライシャンプーははげるのか?について元ヘアケア開発者が解説しました。
ドライシャンプーの成分そのものがはげる・薄毛の原因になることはありません。
ただし、間違った使い方やドライシャンプーが続く生活習慣が頭皮環境を悪化させ、二次的に抜け毛につながったりフケやかゆみの原因になる可能性はあります。
可能な限りは、なるべくお風呂でシャンプーするようにしましょう。
ドライシャンプーが続く場合は、頭皮にやさしいドライシャンプーを使って、しっかり拭き取るようにしてくださいね。
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