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ヘアカラーで頭皮がヒリヒリしたら我慢しても平気?原因や対処法も紹介!

ヘアカラーで頭皮がヒリヒリするのを我慢する危険性。原因と対策は?

ヘアカラーで頭皮がヒリヒリするのに我慢してしまったことありませんか?

頭皮がヒリヒリしているのにそのまま我慢してしまうのは危険です。

症状が悪化してしまう可能性がありますので、

セルフカラーの場合はすぐに洗い流し、

美容室に居る場合はすぐに担当の美容師さんに相談しましょう。

今回この記事では、

・ヘアカラーで頭皮がヒリヒリしたら我慢しても平気なのか?
・ヘアカラーで頭皮がヒリヒリする原因は?
・ヘアカラーの最中、またはヘアカラー後に頭皮がヒリヒリしたらどうする?
・事前に予防対策できることはある?

についてご紹介していきます。

初めてカラーする方にもぜひ最後まで読んで頂きたいです!

mana
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この記事を書いた人

15年目の現役ママ美容師。現役美容師としての意見を実際の体験を踏まえてお話しします!

ヘアカラーで頭皮がヒリヒリしたら我慢しても平気なのか?

結論、ヘアカラーで頭皮がヒリヒリしたら我慢してはいけません!

既に頭皮が炎症を起こしている場合、そこから更に悪化する可能性があります。

ヘアカラーで頭皮がヒリヒリしてしまう原因は、

アレルギー性皮膚炎カラー剤の成分にアレルギー反応を起こし、皮膚炎症状が出てしまう
刺激性接触皮膚炎カラー剤に含まれる成分による刺激で皮膚炎症状を起こしてしまう

の2種類であることがほとんどです。

ここからはこれらの原因について詳しく解説していきます。

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ヘアカラーで頭皮がヒリヒリしてしまう原因は?

ヘアカラーで頭皮がヒリヒリしてしまう原因には

アレルギー反応による<アレルギー性皮膚炎>と刺激による<刺激性接触皮膚炎>があります。

特にアレルギー性皮膚炎は症状が重篤化しやすく、一度発症してしまうと今後カラーができなくなるので注意が必要です。

アレルギー性皮膚炎が起きる原因と症状の特徴

アレルギー性皮膚炎とは、特定の成分に対してアレルギー反応を起こしている状態です。

ヘアカラーでアレルギー反応が出てしまう原因として多いのが、

ほとんどの白髪染めやオシャレ染めに使うカラー剤に含まれている<ジアミン>という酸化染料

この<ジアミン>にアレルギー反応が出てしまうとアレルギー性皮膚炎を引き起こしてしまいます。

ヘアカラーによるアレルギー性皮膚炎の特徴として

痒みやかぶれ、腫れなどの症状がおこる
ヘアカラー中は異常がなくても後に症状が出ることがあり、その場合48時間後に一番症状が酷くなる ※参考<日本ヘアカラー工業会>

花粉症と同じで、何度も特定の成分に触れ続けることである日突然発症するので、いままで大丈夫だった方でも誰にでも起こりえます。

一度アレルギー症状が出てしまうと、

今後ジアミンが含まれるカラー剤でのカラーリングはできなくなってしまいます。

ヘアカラーによるアレルギー性皮膚炎になってしまった場合は、

・ヘナカラー
・カラートリートメント
・ヘアマニキュア

など、酸化染毛料を使わないカラーを選びましょう。

刺激性接触皮膚炎が起きる原因と症状の特徴

刺激性接触皮膚炎とは、皮膚表面に物質が触れて刺激を感じている状態。

白髪染めやオシャレ染めは、髪を明るくしたり発色させたりする為に

1剤(アルカリ)と2剤(過酸化水素等)を混ぜて使用するのですが、

これらの刺激の強い薬剤が頭皮への刺激となってしまう場合があるのです。

ヘアカラーによる刺激性接触皮膚炎の特徴として

スースーするような感覚、ヒリヒリするような症状が出る
頭皮が熱い
痒みが出る

などがあります。

アレルギー性皮膚炎と違い、

刺激性接触皮膚炎で頭皮がヒリヒリする場合、

すぐに洗い流せば症状は徐々に回復することがほとんどです。

しかし、無理に我慢するのを繰り返すと症状が悪化してしまう場合があるので注意してください。

刺激性接触皮膚炎になりやすい頭皮の状態

薬剤の反応による刺激は、

毎回必ずの人もいれば、前回は平気だったのに今回は刺激を感じる、という人もいます。

以下のような頭皮の状態だと刺激を感じることが多いかもしれません。

ぜひ参考にしてみて下さい。

刺激性接触皮膚炎になりやすい頭皮の状態
  • 寝不足や疲れが溜まっている
  • 頭皮が乾燥してしまっている
  • ホルモンバランスが不安定な時(女性は主に生理中や妊娠中など)
  • アトピー性皮膚炎の方
  • 頭皮にニキビなどの出来物がある場合

自分の体調と相談しながらヘアカラーを楽しみましょう!

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ヘアカラー中やヘアカラー後に頭皮がヒリヒリしたらどうする?

美容室でのヘアカラー中やヘアカラー後に頭皮がヒリヒリすると感じたり、

何かしらの刺激や違和感を感じたらすぐに担当の美容師さんに伝えましょう

セルフカラーの場合自己判断は危険な為、違和感を感じたらすぐにカラー剤を流す事をおすすめします!

実は美容室でヘアカラー中に頭皮がヒリヒリしても言い出せない人が多い!

基本的に美容師側から

「しみてないですか?」

とヘアカラーの放置時間に聞いてくれることがほとんどだとは思いますが、

ヒリヒリするな・・しみる感じがするな・・

と思ったらすぐに近くのスタッフに声をかけましょう!

迅速に対応してくれるので心配しないで下さいね。

美容室でのヘアカラー中に頭皮がヒリヒリしてしまったお客様への対応

もしあなたが美容室でヘアカラー中に頭皮がヒリヒリしてしまったら、

基本的にはすぐに薬剤をお流しすることになります。

「せっかくカラーしに来たのに・・」

「途中で流してしまったらムラになってしまうんじゃ・・」

と残念な気持ち、不安な気持ちになるかもしれません。

ですが、ヒリヒリするのを我慢したことによって、

その先カラーリングを楽しむことができなくなってしまうかもしれないのです。

将来もヘアカラーを楽しめるよう、判断を間違えないようにして下さいね。

私の勤める美容室ではアフターフォローがしっかりしており、

お客様の帰宅後、症状が悪化したりしなかったか後日確認のお電話をさせて頂く
次回来店の際に頭皮の状態をチェック

などを行っています。

そういったフォロー体制が整っている美容室も多いので、

小さなことでも担当の美容師さんに相談して頂くことをおすすめします。

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ヘアカラーによるアレルギー性皮膚炎や刺激性接触皮膚炎を防ぐ対策方法はある?

ヘアカラーによるアレルギー性皮膚炎や刺激性接触皮膚炎を防ぐ対策方法はいくつかあります。

ただし、絶対に防げる方法というわけではありませんので、

あくまで参考程度にしていただけたらと思います!

対策理由
①施術に入る前に保護用オイルを頭皮に塗ってもらう油膜で頭皮をを保護できる
②根本をあけてカラーを塗布してもらう頭皮に直接薬剤がつかないようにし、
極力炎症を防ぐことができる
③美容室に行く前に自宅でシャンプーをしない頭皮が乾燥するのを防ぎ自身の油分で
頭皮を保護できる
④以前アレルギー症状や炎症が起きた事を伝える低刺激のカラー剤に変更するなど
対応してもらえる可能性がある
⑤パッチテストを行うアレルギー症状が出るかどうか
調べることができる

市販のカラーは、誰でも失敗がないよう強い薬剤が多く配合されている傾向があるため、美容室でヘアカラーをするのも対処法の一つです。

上記5つの対策も美容室で行ってもらうことが前提なので、

安全にヘアカラーを楽しむ為にはやはり美容室に行って頂くのが安心ですね。

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まとめ

今回この記事では

・ヘアカラーで頭皮がヒリヒリしたら我慢しても平気なのか?
・ヘアカラーで頭皮がヒリヒリする原因は?
・ヘアカラーの最中、またはヘアカラー後に頭皮がヒリヒリしたらどうする?
・事前に予防対策できることはある?

についてご紹介していきました。

近年、髪と頭皮もスキンケアと同等なケアをしましょう、という意味の

<スキニフィケーション>という言葉が広まってきています。

お肌と同じように頭皮の事も大事に考え、健康にヘアカラーを楽しめるよう意識していきたいですね。

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