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酢リンスははげる?白髪への効果やデメリットを徹底解説

酢リンスははげる?白髪が黒くなるってほんと?デメリットや効果解説

「酢リンス」を試してみようと調べてみると「はげる」と聞いて不安になっていませんか?

自然派ケアとして一部で話題になっている酢リンスですが、「はげる」「白髪が増える」といった噂を耳にすると、試すのをためらってしまう人も多いはずです。

実際のところ、酢リンスにはどんな効果があり、どんなデメリットがあるのでしょうか?

この記事では、元ヘアケア開発者が

・酢リンスってほんとにいいの?
・酢リンスではげる、抜け毛が増えるリスク
・酢リンスの効果、白髪にいい?
・酢リンスのデメリット

について解説します。

正しい情報を知り、不安を解消して、自分に合ったケアを始めましょう!

 

さりー
さりー

この記事を書いた人

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酢リンスははげる?

まずは、酢リンスで「はげる」「抜け毛が増える」リスクについて解説します。

当然ながら、お酢で髪をリンスするというのは本来の使い方ではありません。

酢は頭皮や毛髪よりも強い酸性であり、酢リンスの濃度が高すぎたり、使用頻度が多すぎたりすると、頭皮にダメージを与え抜け毛繋がる可能性もあります

酢リンスがはげる原因となる理由と、酢リンスで髪をサラサラにするメカニズムについて詳しく解説していきます。

強い酸性が刺激になり抜け毛が増える可能性

酢リンスを使用する際は、酸性による刺激に注意が必要です。

酢をそのまま使用したり、濃度が高すぎたりすると、頭皮に強い刺激を与えてしまいます。

特に敏感肌の方は要注意。

酢リンスによる刺激で、かゆみや炎症が起きることもあります。

食用酢などで酢リンスを手作りする際は、酢を10倍以上に薄めて使用しましょう

食用酢で仮にトラブルが起こっても自己責任になるため、頭皮に異常を感じたら、すぐに使用を中止することも大切です。

普通のシャンプーに酢リンスをしても意味はない

そもそも酢リンスは、普通のシャンプーと組み合わせても十分な効果が得られません

元々、アルカリ性の石けんでシャンプーしていた時代、

・アルカリ性に傾いた髪を酸性の酢で中和する
・石けんカスが中和によりトリートメント成分になる

ことで、髪にツヤを与えサラサラにする効果がありました。

ところが、最近のシャンプーはほぼ弱酸性。

中和する石けん成分は配合されていないし、アルカリ性でもありません。

正直、今の時代に使う意味はないというのが筆者の見解です。

せっかく酢リンスをしても、期待通りの結果が出ないのはこのためかもしれません。

お酢の効果を取り入れたいという方は、ヘアケアとして開発されたリンシングビネガーを使うといいでしょう。

お酢成分の他、コンディショニング成分も配合されていて、通常のシャンプーの後に使っても髪をやわらかくサラサラにしてくれます。

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酢リンスの効果

ここまで酢リンスについてやや否定的な解説をしてきましたが、

ではなぜ酢リンスがもてはやされているのでしょうか?

ここからは酢リンスが良いとされている効果についてご紹介します。

お酢に含まれるアミノ酸による毛髪補修

食用酢にはアミノ酸が豊富に含まれています。

アミノ酸は髪の主成分ケラチンタンパク質の元となる成分。

傷んだ髪のダメージ補修効果が期待されています。

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お酢の殺菌効果によるフケ予防

お酢には抗菌・殺菌作用があります。

適切に使用することで、頭皮の雑菌の繁殖が原因であるフケやかゆみの予防が期待されています。

髪のボリュームアップ効果

酢リンスは、髪のボリュームアップ効果も期待できます

市販のリンスやトリートメントは、油性成分がたっぷりと入っていてしっとりしたものが多いです。

一方、酢リンスは髪表面のキューティクルを整えてツヤを出す効果があり、油によるコーティングはありません。

そのため、髪本来のハリコシを生かすことができます。

酢リンスは白髪に効果ある?

酢リンス、特に黒酢は白髪に効果的という情報があります。

これは、

・お酢に含まれる抗酸化成分によるメラニン色素の酸化防止
・特に黒酢に含まれるポリフェノールの抗酸化作用が高い

が理由とされています。

が、あくまでも白髪の予防や進行を遅らせる効果が期待できる程度と考えてください。

酢リンスが既にある白髪が黒くなるという科学的根拠はありません

アルカリ性の石鹸シャンプーと併用が基本

はじめに解説したように、酢リンスはアルカリ性の石鹸シャンプーと組み合わせることで効果を最大限発揮します。

石鹸シャンプーで髪がアルカリ性に傾いた後、酢リンスで適切な弱酸性に戻すことで、髪本来のpHバランスを取り戻せるからです。

ただし、石鹸シャンプーそのものは髪がガシガシしやすいため、カラーやパーマなどで髪が傷んでいる方にはおすすめできません。

髪が健康な方の自然派ケアとして試してみてください。

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酢リンスのデメリット

酢リンスには素晴らしい効果がある一方で、いくつかの注意点があります。

特に気をつけたいのは、頭皮への刺激や匂い、そして保存方法です。

ただし、これらのデメリットは正しい使い方をすることで最小限に抑えることができますよ。

デメリットを理解した上で、自分に合った使い方を見つけていきましょう。

頭皮トラブルが起きる可能性がある

酢リンスを使用する際に最も注意したいのは、頭皮トラブルのリスクです。

酢は酸性のため、濃度が高すぎたり使用頻度が多すぎたりすると、頭皮に刺激を与えてしまうことがあります。

ヘアケア用に開発されたシャンプーやリンスはpHを厳密に管理して製造されていますが、自宅で酢を薄めて作った酢リンスはpHコントロールが簡単ではありません。

特に敏感肌の方は要注意。

かゆみや炎症、フケや抜け毛につながる可能性もあります

使用する場合は、酢を10倍以上に薄めて使用し、週1-2回程度に抑えましょう。

目に入ると危険

お酢には目刺激性がありよくないです。

酢リンスは上を向いてすすぐのがおすすめ

下を向いてすすぐと肌や目につきやすいだけでなく、頬のたるみにもつながります。

酢リンスが目に入った場合は、こすらずすぐに流水で洗い流しましょう。

目が赤くなったりしみる場合は、冷たい水で軽く冷やすと炎症を抑えられます。

においがつく

酢リンスの最大のデメリットの一つが、特徴的な酢のにおいです。

洗い流した後もしばらくお酢のツーンとした匂いが髪に残ることがあります。

嫌なにおいを避ける工夫として、以下のような対策もあります。

・リンゴ酢や黒酢を使用する
・ラベンダーなどのハーブを加える
・しっかりすすいでにおいを残さないようにする

ナチュラルな香りが好きな方は、ローズマリーで香り付けされた酢リンスもありますよ。

作り置きはできない

酢リンスは毎回新しく作ることが大切です。

なぜなら、作り置きすると雑菌が繁殖したり、酢の効果が低下したりする可能性があるためです。

「酢には殺菌効果があるから大丈夫」も間違いです。

原液ならともかく、水で薄めると殺菌効果は薄まるし雑菌は繁殖しやすくなります。

めんどくさいかもしれませんが、使用する直前に適量を作りましょう。

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まとめ

酢リンスは実際に効果があるのか?はげることもあるのか?白髪への効果について解説してきました。

・酢リンスではげるのは誤った使用方法が原因
・酢は10倍以上に薄めて使用すること
・使用頻度は週1-2回程度がおすすめ
・アルカリ性の石鹸シャンプーと併用が効果的
・白髪を黒くする効果はないが予防への期待あり

これらの注意点を守りながら使用することで、髪や頭皮に優しいヘアケアが実現できます。

酢リンスが気になる方は、まずは週1回から始めてみてはいかがでしょうか。

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