ヘアアイロンで髪を巻く前につけてカールのキープ力を上げる「リファロックオイル」。
これまで、ヘアアイロンのカールキープはウォータータイプのカールキープミストが主流だったので、
ヘアオイルという剤型でこのコンセプトの商品が出たことに当時ヘアケアメーカーの社内では衝撃が走りました。
リファロックオイルは、アイロン前に使うことで雨の日でもカールをしっかりキープしてくれて、とても優秀です。
ただ、リファロックオイルを使ってみたら「巻きが取れる」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私も直毛で雨の日なんて湿気で一瞬でアイロンの巻きがとれるので、使いこなすのに少し試行錯誤しました。
リファロックオイルの巻きが取れないようにする対策5選をまとめましたので、巻き髪がキープできないと感じているあなたは是非ご覧ください。
それでもリファロックオイルが合わない方や匂いが苦手…という方は、ロックオイル以外のキープスタイリング剤もご紹介していますので参考にしてみてください。
2024年4月には新作リファロックオイルブルームが発売されました。
ピンクが好きな人、フローラルな香りが好きな人はチェックしてみてください。
リファロックオイルの巻き取れる対策5選
リファロックオイルを使ってみたけど巻きが取れる。
そんな方は使い方や使用量を見直してみるといいかもしれません。
リファのロックオイルで巻きが取れる時の5つ対策を解説します。
①しっかり乾いた髪に使用する
②オイルの使用量を見直す
③リファロックオイルライトを使用する
④一度に巻く量を減らす
⑤巻いた後にほぐさず少しキープする
①しっかり乾いた髪に使用する
湿った髪にアイロンをかけることは、いくらリファロックオイルを使っていても巻きが固定されていないのと同じなので
必ずしっかり乾かした髪に使用しましょう。
アイロンで巻き髪をつくるのは、熱で毛髪内の水素結合を切断し、冷えた時に再結合することでカールの形状を作っています。
雨の日は湿気で巻いた髪が取れやすいですよね。
これは、水分がカールを作った水素結合を壊してしまっているのです。
そもそも、少し湿った髪にアイロンを使うとかなり髪が傷むので、ダメージを抑えるためにも髪はしっかり乾かした状態で行うのがいいですね。
②オイルの使用量を見直す
巻きが取れにくい使い方のポイントとして、オイル適量を髪全体に均一に広がるようにまんべんなくなじませましょう。
巻きたい箇所に均一につけられていなかったら、オイルがついていない部分から巻きが取れる原因になります。
だけどその適量が難しいんですよね^^;
リファ公式で推奨されている「適量」は、2~3プッシュ(ロングヘアで3~4プッシュ)。
髪の長さ別にリファロックオイルの適量をまとめるの以下のようになります。
ロックオイルの適量 | |
ロングヘアー | 3~4プッシュ |
ミディアム | 2~3プッシュ |
ボブ~ショート | 1~2プッシュ |
2~3プッシュは、私は多いなぁ~と感じました。
一度に2~3プッシュを手のひらに出すとこぼれそうなので(私の手小さい?)
1プッシュずつ出して様子を見ながら少しずつつけるのがコツです。
リファロックオイルの巻きが取れるなら、毛量に対して使用量が少ないのかもしれません。
ただ、つけすぎも逆にオイルの重みでカールがダレる原因になるので、難しいところです。
使用量のコントロールが難しい方は次の対策③をおすすめします。
③リファロックオイルライトを使用する
私のように細毛軟毛の猫っ毛さんは、オイルの使用量を増やすとベタっと重くなりすぎて不快感があると思います。
私はリファロックオイルを使って、ミディアムヘアーで1プッシュでも重いと感じました。
そんな方は、リファロックオイルのライトタイプを使用しましょう。
ライトタイプでもキープ力はしっかりとあります。
ロックオイル(重い方)はかなりくっきり束感とツヤ感が出ます。
ぐりんぐりんのキャバ嬢巻きにはとても向いていると思いますが、個人的には今風じゃないなぁと感じます。
リファロックオイルライトなら、軽い質感が出せるので多くつけても重くなりすぎる心配がなく、カールをキープするのに十分な量のオイルが使えます。
韓国風のふわっとスタイリングするスタイルにもこちらがおすすめですね。
リファロックオイルとロックオイルライトの違いは別記事でも詳しく解説しているので参考にしてみてください。
④一度に巻く量を減らす
カールをキープしやすい巻き方のコツとして、一度に巻く髪の量を減らすのもポイントです。
取る毛量が多いと熱が均一に伝わらず、カールがつきにくく、取れやすくなります。
ゴムやクリップで髪をブロッキング(区分け)しながら少しずつ巻いてきましょう。
⑤巻き髪をすぐにほぐさず少しキープする
巻いた後、すぐにファサファサっと髪をほぐしていませんか?
アイロンで巻いた髪が固定されるのは、熱が冷めた時にキープされます。
巻いた直後はカールをほぐさず、髪の熱がとれてからほぐしましょう。
巻き髪が取れないキープオイルやスタイリング剤
アイロン前に使うヘアオイルやスタイリング剤はたくさんありますが、巻きをキープする商品はどれでしょうか?
実はロックオイルが登場するまで、巻きをキープする商品はミストなどの水系スタイリング剤が主流でした。
その理由は、カールを固定するケラチン成分が水溶性のため。
リファロックオイル以外に巻き髪が取れないキープスタイリング剤をご紹介します。
グラマラスカールNローション
ロックオイルが出るまで私が愛用していたのがナカノグラマラスカールNローション。
ヒートアクティブPPT※と呼ばれるケラチン成分がアイロンの熱で反応し、毛髪補修とカールキープの両方を叶えてくれます。
※(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン
キープ力は黄色のグラマラスカールNローションハードが一番高いですが、カシっとして髪が硬くなります。
ピンクのグラマラスカールカールNローションでも
雨の日でも夜まで巻きが取れないので十分キープ力があり、やわらかいカールになるのでおすすめです。
使い方の注意点は、ミストを髪につけた後軽くドライヤーで水分を飛ばしてからアイロンすること。
髪に水分がついたままアイロンすると水蒸気爆発が起こって髪が傷みます。
その点、オイルは乾かす必要がないので便利ですよね。
ファイバープレックスボンドオイル
ブリーチケアブランドのファイバープレックスボンドオイルは、ヒートアクティブプロテイン配合&ボンディングテクノロジー搭載。
パーマやカラーによるダメージ補修と髪のまとまりをキープしてくれます。
髪質改善トリートメントで話題のジカルボン酸(コハク酸)が配合されていて、日々ののダメージから髪を保護・強化してくれます。
ブリーチ毛やハイトーンカラーをしている方におすすめです。
まとめ
リファロックオイルの巻きが取れる原因と対策をご紹介しました。
巻きが取れると感じられている方は、使い方や選び方を見直してみてください。
①しっかり乾いた髪に使用する
②オイルの使用量を見直す
③リファロックオイルライトを使用する
④一度に巻く量を減らす
⑤巻いた後にほぐさず少しキープする
それでもロックオイルは合わないな、と感じる方は、
他にも巻きが取れないキープオイルやキープミスト商品があるので試してみてはいかがでしょう。
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